ニュルンベルク、ドイツ – 2月24日 2020 – MediaTek Inc.(本社:台湾新竹市 、以下MediaTek)は、Microsoftと緊密な連携のもとに設計され、Microsoft Azure Sphereセキュリティソリューション対応のマイクロコントローラーユニット（MCU）チップを実装したMT3620の提供を発表し、IoTデバイスメーカーから強い関心が集まっております。このMCUにより、製造事業者様はMicrosoft Azureクラウドサービスに接続する安全なIoTデバイスを開発できるようになります。Microsoft Azure Sphereがハードウェア実装されたこのMCUの登場により、Azure Sphereソリューションは、Starbucks、Leoni、e.on、Gojo等、世界の主要なブランドやグローバル企業で採用されいます。
MT3620は完全に統合された高性能MCUで、インターネット接続された最新の堅牢なエッジデバイスに最高レベルのセキュリティを提供します。MT3620需要は、デバイスメーカーにフレキシビリティとデバイス設計の自由度を提供する広範な入出力（I/O）周辺サブシステムにあります。この特性によって、スマートホームや商業、産業を含む幅広い滨辞罢アプリケーションでの利用が可能になります。MT3620は、チップセット、モジュール、開発キットの形態で市販されています。
「Azure Sphereの拡張アプリケーションやMPUベースのSoCチップセット、OEMの優れた技術を誰でも自由に利用できるよう様々な準備を進めて参りました。私達MediaTekは、このMT3620プラットフォームの採用が進んでいることを嬉しく思っております。」と、MediaTek US事業開発部門のVP兼GMであるMohit Bhushanは述べます。「セキュリティは、幅広く採用されているクラウドベースのIoTサービスが、特にミッションクリティカルな分野において直面している、唯一かつ極めて重要な課題です。私たちはMicrosoft Azure Sphereが安全なクラウド展開するのに欠かせないソリューションであると信じています。」
MT3620はAzure Sphereの包括的なエンドトゥーエンドのセキュリティを組み込んだ、市場で入手することのできる唯一のMCUです。MT3620を採用することで、メーカーはMicrosoft Azureクラウドサービスに簡単に接続できる高度なセキュリティを備えたIoTデバイスを開発することが可能になります。この安全なソリューションによってデバイスの認証と証明が行われ、日々進化する攻撃に晒されてもセキュリティを維持するためのリモートで実行可能な無線経由のソフトウェア更新にも対応。更にエラーログとレポートを自動化しています。
「IoTセキュリティはシリコンから始まります。MT3620はAzure Sphereが認証した最初のチップであり、長期間にわたってデバイスの安全性を維持するように設計されています。このチップはAzure Sphereオペレーティングシステムを実行し、これ一つでAzure Sphere Security Serviceに接続します。」とMicrosoft Azure Sphere Principal Program LeadのAnita Rao氏は述べます。「今日、さまざまな業界のお客様がMT3620を使用して家庭用電化製品から小売品、そして製造装置にいたるまで、あらゆる製品を設計/製造しています。また、このMT3620は、ミッションクリティカルな機器の安全な接続、および保護するためのガーディアンモジュールシリーズにも活用されています。」
MediaTekのAzure Sphereプログラムに関する詳細についてはこちら：
Azure Sphereカスタマーサクセスストーリーについてはこちら：
###
MediaTek Inc.について
MediaTek Inc.（台湾証券取引所：2454）は、年間 15 憶台のコネクテッドデバイスを提供しているグローバルファブレス半導体メーカーです。モバイルデバイス、ホームエンターテイメント、コネクティビティ、および IoT 製品向けに革新的なシステムオンチップ（SoC）の開発で市場をリードしています。イノベーションに対する献身的な取り組みにより、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや高度なマルチメディアソリューションを含む主要テクノロジー分野で市場を牽引する地位を確立しています。それらの技術はスマートフォン、タブレット、デジタルテレビ、5G、音声アシスタントデバイス(VAD)、ウェアラブル端末、自動車用ソリューションなど幅広い製品において活用されています。MediaTek は、スマートテクノロジーを通じて、人々が視野を広げ、容易に目標を達成出来るようになることを望んでいます。優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにし、企業活動の原動力としています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。